(有)ミヤモト工建 営業案内
構造クラックのエポキシ樹脂注入補強工事
通常構造クラックは貫通クラックとも言われていますが、必ずしも
裏側まで貫通しているとは言えません。
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このクラックなどは上部床から水が漏れて来るので目立つだけで
実際には幅0.2oにも満たない細いクラックで、上部床には
これに相当するクラックは見当たりません。
しかし、これも構造クラックであり、貫通クラックとも言えます。
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これはかなり太いクラックですが、コンクリートに塗られた
モルタルのクラックであり補修方法が異なります。
このページで取り上げるのは私たちが開発した、補強を必要とする
構造クラックで幅の狭いクラックでも出来る限り奥深く注入剤を
注入する工法です。
幅の広いクラックでも端末では細い部分もあります。
現場の担当者は、クラックの最も幅広い部分を計って、クラックの幅と言いますが、
私たちが苦労するのは、常に幅の狭い部分で、注意を要します。
幅の細いクラックの処理1. 詳しくはクラックが細い場合を参照して下さい。
クラック注入工事で最も腐心するのが、細いクラックの中に注入剤を
入れる事で、 これはコンクリートに入った細い(1〜0.2o)クラック
を下図の様にクラックに平行方向にダイアモンドカッターでカット
します。
(断面図)
カットした後でクラックをエポキシ樹脂でシールすれば図1−2.
の様に、カットされた部分ではシール剤の下に空洞が残ります。
シール剤硬化後ここに穿孔して注入すれば、空洞全体から
クラックの中に注入する事になります。
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次の写真は鉄骨で建物の構造を補強する為にその接触部分に
エポキシ樹脂を注入するものですが、この様な場合、下地コンクリートのクラックを予め
シールしておかなければ、注入圧は極めて低い(0.4kg /cu以下)のですが注入剤は
細いクラックから壁や柱を通り抜けて裏側に漏れ出します。
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これは、クラック表面全体からエポキシ樹脂が注入される結果であり、
細いクラックをカットする工法はシリンダー工法でも有効に働きます。
厳重注意 細いクラックの場合、クラックの表面全て
カットすれば、最も効率が良いはずですが、
万一クラックの1カ所でも破損した場合、
そのクラック全体の注入作業が出来なくなります。
シール作業は慎重に進めても、時には破損もします。
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このクラックの場合,開口クラックです。クラックは
開口部付近程、太くなっていますので、注入剤は太い
方に流れやすく、注意を要します。
窓枠が既にセットされている場合、サッシ裏側には
セメントモルタルが詰められていますのでエポキシ樹脂
でのシールは出来ません。
セメントモルタルの内部は空洞です。この部分に注入した
場合、注入剤はサッシの裏側全体に注入剤がまわります。
漏水している場合、ここに注入を考える人がいますが、サッシが注入圧で変形して元に戻りません。
細いクラックの場合は、注入間隔を狭めてカットします。 但し、隣のカット部分と重ならない様に
注意して下さい。
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注入口の穿孔は各カット毎に行います
コンクリート表面を加工出来ない場合
PCコンクリートの様に、内部のピアノ線を傷付けない為に、ドリルで穿孔する事もダイアモンドカッターで
切り込む事も許されない場合があります。
又、現在使用中の建物で、サンダーの埃など立てられない場合があります。
パイプセット
その様な場合には注入口にパイプセットを行います。
パイプセットにはコンクリートに穿孔して埋め込む方法と、エポキシ樹脂で張り付ける方法がありますが、
コンクリートに傷付けたり、埃を立てたり出来ない場合には、注入用パイプは張り付ける必要があります。
エポキシ樹脂の注入
注入はグリスガン又は手動式のポンプを使用しますが
注入には必ずホースを使用します。
グリスガンから直接、注入口に注入した場合、注入口を破損します。
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注入ノズルは必ず、複数個にホースで分岐して行います。
通常、注入ノズルは3本に分岐して行いますが、クラックの幅が狭い
場合、1個の注入口からはそれ程一時に注入剤は入りません。
作業効率から言っても、複数個の注入口から同時に注入する方が
効率的です。
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クラックの幅が狭い(0.3o以下)場合、極端に注入速度は
遅くなります。
必要に応じて更に、注入ノズルを増やす必要があります。
経験的に、新築工事の場合、0.5o前後のクラック発生からエポキシ樹脂注入工事を
依頼される場合が多い様です。
放置すれば、このクラックは更に拡大するので、この時期に注入工事を施工する場合が大半です。
しかしこの場合、0.5oと表現されるのは最大クラック幅であり、大半は0.5o以下なのです。
クラック幅が0.5o以上の場合
注入されたエポキシ樹脂は容易に隣の注入口から流れ出ます。
しかし、これで注入剤がクラックの内部に十分に充填された
訳ではありません。
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素早く、別の注入ノズルを注入剤が流れ出た注入口に挿入して
再び、次の注入口から注入剤が流れ出すまで注入します。
(注入剤の広がり図)
図はコンクリート内部に注入された注入剤の広がり具合を
図示したものですが、注入剤は内部で横に広がり安く
その縦横比はおおよそ、3:1〜4:1です。
その為、注入口を300o間隔で穿孔した場合、隣の注入口から
注入剤が流れ出た時、注入剤はコンクリートの内部に100oも
注入されていないのです。
コンクリートの壁は通常150〜200oの厚みがあります。
壁の中に、十分に注入剤を充填する為には注入ノズルは
3本が必要となります。
柱や梁などに注入する場合は更に注入ノズルを増やす
必要があります。
1o以上のクラックに注入する場合
これは神戸地震の時に発生したモルタルのクラックですが、
無論、幅1o以上のクラックに注入する場合、クラックの
表面をカットする必要はありません。
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しかし、地震以外で幅1o以上のクラックが発生した場合、
クラックの内部では複雑な破壊が生じています。
特に、柱や梁の場合、外部から見えるクラック以上の損傷が
あると考えるべきで、多分内部にジヤンカ等の弱い部分が
あって、その様な大きなクラックが発生したものと思われる
のですが、兎に角注入した場合、桁違いに大量の注入剤が
必要です。
(拡大写真) (拡大写真)
クラックの入った梁のコンクリートを斫り落として見ると
内部はこの様な状態で、 表面のクラック幅が0.5o以上の
場合、注入剤が通り易い事もありますが、柱や梁に
注入する場合、クラック幅1o前後で注入剤がm当たり
1kgを超える場合があります。
クラック幅が2oを超える場合、この様な大型のポンプが
必要な場合もあります。
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特に阪神大震災の折、高速道路やJRの橋脚のクラック
補修には数10kg単位の注入剤が必要であったと
思われます。
但し、注入作業をしている、上下の階には十分に注意が必要です。
少し離れた地下に駐車していた車を樹脂だらけにした経験があります。
その他注入剤の粘度やピストン式の注入ポンプが必要な訳
を参照下さい。
注入作業完了後、シール剤をカットしますが、全てサンダー掛けで、
落としますので、シール剤は出来るだけ堅くて少ない方が、
埃が少なく取れやすいと言えます。
問い合わせ先
施工及び営業的問い合わせ
恐れ入りますが、Eメールによる問い合わせは、最近迷惑メールが多発していますので、停止しました。
電話での問い合わせは
(有)ミヤモト 工建 TEL 06-6352-2089
オークケミカルエンジニアリング TEL 272-694-6837
にお願いします。
主任技師 大久保 晃
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