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 浄水場の漏水処理  

      導水工法の実例・・平成17年3月施行・・オークケミカルエンジニアリング                              
   
    導水工法も実用化され早、10数年を経過しました。
    その間、様々な改良が加えられ、随分と進歩した今日の実例を紹介します。




 
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 完成前の建物ですが、細心の注意を払い打設した
 コンクリートにも、必ずクラックやジャンカが発生します。

  周囲に水があれば、漏水はそのクラックやジャンカから
 漏れて来ます。









 
 これは貯水層から貫通クラックを通り、流れ出たものです。
 この様に大量の漏水が貫通クラックから漏れだした場合、
 ウレタンを注入すれば簡単に漏水は止める事が出来ます。

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 しかし、ウレタン注入剤は簡易で効果は早いのですが後日、
 必ず効果が半減して2〜3ヶ月で漏水が始まります。

 これを避ける為には、エポキシ樹脂でシールするか
 導水工法で処理する必要があります。

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 この写真のクラックは打ち継ぎ部分に達する貫通クラックであり、
 エポキシ樹脂のシールだけでは後日必ず破損します。





 地下に埋設される大型のコンクリート建造物は普通、温度変化も
 少なく、エキスパンションジョイントも少ないのですが 
 漏水するクラックは全て貫通クラックです。

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 新築の頃は、クラックも漏水もそれ程目立たないものですが
 期待に反して、クラックは時間の経過と共に成長するものです。


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 この現場では、漏水する目地やクラックは全て導水工法で処理しました。






  天井付近の漏水は壁全体が濡れて、兎角目立つものですが
 少しも臆する必要はありません。
 
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 但し、現在漏水していないクラックやジャンカ部分も
 丹念に拾う必要があります。

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 大きな建物では再補修は足場の再組み立ても必要となり、
 施行自体の欠陥は無くても信用の問題ともなります。
 

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  大概のクラックには支脈がありますが、それらを丹念に拾い、 

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 ガラスマットを張り終わると意外と大げさに見えます。

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 しかし、実際にこの程度の補修は最低必要なのです。 

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  導水工法実際の施工例




  先ず、下地のノロや汚れを落とします。
 
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 吸水テープの巾は普通30oですが、漏水量に応じて
 2〜4枚程度重ねてろうすいする壁面に貼ります。

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  漏水量の多い場合には、更にテープの上に導水紐を貼り付けます。 

 この時点で漏水は吸水テープの中に収まり、テープの周囲は
 乾燥しています。

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 吸水テープの上からアルミテープを全面に貼り付けます。
 これは次の行程で、この上にエポキシ樹脂FRPライニングを
 する時に、エポキシ樹脂が吸水テープに染みこむのを防ぐ為です。




  アルミテープの上にエポキシ樹脂ノロを塗布してからガラスマットを
 貼り付けます。ガラスマットの巾は150〜200oです 
 
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 エポキシ樹脂はガラスマットには馴染みが悪く含浸には手間取り
 ますが丁寧に脱泡して下さい。

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  エポキシ樹脂が硬化後更にエポキシ樹脂ノロを塗り、
 更にトップコートで仕上げます。

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  足場の上で



 高い所では足場を組む必要があります。 

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 吸水テープの貼り付け         

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 ガラスマットの貼り付け

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 上塗りをして仕上がり


 排水の端末処理




  導水工法の排水は、クラックが壁面の下端、溝まで
 伸びていれば そのまま溝の中に注ぎます。

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  先端部分は溝の水に触れる前後で仕上げ塗りの後、
 切断します。

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  漏水部分が天井部分だけであったり、吸水テープを
 水平に貼り付ける部分が長く、漏水が多い場合、

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 導水ホースに漏水を流し込み、導水ホースで溝まで
 漏水を導きます。

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  導水ホースは塩ビ管を通して排水口まで導きます。 
              
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                    主任技師 大久保 晃