(有)ミヤモト工建 営業案内
スロープの床板補強
梁の爆裂の補修も完了し、床板補強工事が始まります。
補強鋼材の取り付け
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床板補強の為の頑丈な鉄骨や鋼板も取り付けられ、
今回はセメントモルタル注入(ミルク注入)
で補強します。
いよいよ注入工事の為のシール作業が始まります。
しかし、何か異常です。
それは、鋼材と梁の取り付け部分、フランジと梁の
間が放置されています。
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この部分は、注入工事の際、最も荷重の加わる部分で、
真っ先に補強しなければ、注入工事までに十分な強度が
確保出来ません。
更に、ボルト周囲もシールすべきですが、ボルト周りの
シールは手間が掛かり、完全でスマートなシールは
困難なので、通常ボルトキャップを使用してシールします。
その為には、長すぎるボルトをカットすべきです。
設計では、フランジ部分は型枠を組んで、
無収縮モルタルで成型と書いてありますが、
この部分に型枠の作成は困難です。
エポキシ樹脂モルタルで成型して後、低粘度の
無収縮モルタルで注型します。
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エポキシ樹脂モルタルで成型された型枠は内部面が
ガタガタで、無収縮セメントを流し込んだ後で、
内部のエアーが抜けて必ず目減りします。
目減り部分は後で必ず、エポキシ樹脂モルタル
又はパテで補填します。
怠れば、注入剤が漏れ出す恐れがあります。
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無収縮モルタルは、注型後3日程度でも強度が
出ますが、出来れば1週間程度の養生が欲しい
ものです。
注入の時、この部分に相当な荷重が掛かる事は、
誰でも知っているのですが、どの程度の荷重で
あるか説明出来る人は少ない様です。
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余計な事ですが、注入剤の総重量と勘違いしている
人が多い様ですが、間違いです。
参考の為に極簡単な計算法を次に説明します。
簡易荷重計算法の説明
ボルトキャップは多種多様ですが、今回は市販の
ボルトキャップ(ナット?)を使用します。
キャップの中にはエアーを入れずに、十分にパテを
入れて下さい。
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キャップはねじりながら十分に押し込んで下さい。
樹脂が多少はみ出す程度が安心出来ます。
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シールをする時に、常に迷うのですが、堅いエポキシ樹脂で
シールすべきか、柔らかいコーキング剤でシールすべきか。
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高速道路の様に、重量車輌が頻繁に通行する所では橋も
床板も激しく揺れています。
その様な揺れている所では、シール後時間が経過し
過ぎるとエポキシ樹脂の硬化が進み、硬度が増して、
注入以前にシールが割れてしまう事があります。
その点、柔らかいコーキング剤を使用すれば、(左側)
シールも簡単であり、割れる心配はありません。
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但し、一液のコーキング剤は強度が出るまでに、10日
以上の養生期間が必要です。
又、割れ目の大きな部分での使用は躊躇われます。
ミルク注入と言っても、様々で、相当粘度の低いものを
使用します。
粘度の調整に水を余分に加えては、無収縮の意味が
無くなり、強度も低下します。
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注入圧は1〜2kg/cuとされていますが、実際には
ノズル先端の吐出圧であり、床板内部の圧はかなり
低めに調整されています。
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全ての工程が完了し、塗装仕上げが、足場を解体した後の
ダメ周りだけが残されています。
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主任技師 大久保 晃
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