TWC工法Ⅰの漏水処理
(有)ミヤモト工建 営業案内
オークケミカルエンジニアリング
吸水テープを使用して処理する工法 1.
防水補修の基本は、原因を除去する事です。
しかし、実際には屋上にはクーラー設備や配管等が
複雑に設置されていて、簡単に部分補修出来ません。
時には絶望的場合もあります。
そのような場合は,次善の策として図1.の様に、
漏水個所の下部に、雨樋やパレットを設置して
漏水を回収する方法が採られて来ました。
しかし、最近の天井裏は電線や雨水配管のみならず
冷暖房配管やスプリングクーラーやコンピューター
配線等複雑に交差し、樋やパレットを設置出来ない
場合が多くなりました。
又図2.の地下駐車場の様に、梁や壁面からの
漏水には適用困難です。
図2*1.は漏水する地下駐車場の例ですが
私達の開発した、TWC工法Ⅰでは
このような場合,超微細繊維の上織布で
出来た、特に吸水性の優れた、吸水テープを
漏水するクラックの上に図2*2.の様に
貼り付けます。
毛細管現象で漏水を吸収したテープ内部の水は
サイホンの原理で下部へ流れていきますので、
床面の溝や、床面に溝の無い場合には、
床に穿孔して、テープを地下ピットに延長すれば、
漏水は自然に地下ピットに誘導されます。
左図の様に壁面に生じたクラックから漏水している
場合の補修法を順次説明します。
尚、TWC工法Ⅰでは漏水は全て下部溝又は
地下基礎部に誘導し、止水工法に
依る新たな漏水を誘発する愚を避けます。
1.先ずクラック周囲及び作業面の汚れを除去し、
2.次ぎにクラックの上に、極細で吸水性の良い
繊維でフエルト状に加工された上織布で
作られた吸水テープを2~4枚重ねて
左図の様に貼り付けます
吸水テープの枚数は漏水の量に依り
加減します
3.その結果クラックから湧出した漏水は全て
テープの内部を通り、テープの下方に流出
します。
4.前図で貼り付けられた吸水テープを次に施工される
エポキシ樹脂FRPライニングから保護するために、
表面にアルミテープを張り付けます
右写真は垂直壁面の漏水処理で吸水テープの
上にアルミテープを張り付ける所です (拡大写真)
この時、集水管も同時に取り付けます
集水管は吸水テープより導水性の良いもので
吸水テープに集められた漏水をビニールホースへと導きます
吸水テープは壁面から漏出する漏水を良く吸収しますが
その内部を導水する能力は劣るので、集水管を適時漏水量の
多い所に取り付け、出来るだけ内部の漏水を外部に排出し、
吸水テープ内部の水分を少なくする事で、吸水力を高めます
写真は吸水テープ全面をアルミテープで保護したものですが
集水管付近の保護も肝要です (拡大写真)
アルミテープで保護された吸水テープの上にガラスマットを
張り付け、エポキシ樹脂FRPライニンを行います。
アルミテープの張られた部分にはFRPライニングは
接着せず、浮かし貼りになりますので、FRPライニングは
出来るだけ広めに執りたく思います (拡大写真)
エポキシ樹脂FRPライニングはガラスマットと馴染みが
悪いので、内部に大量の気泡が残ります
出来るだけ脱泡して下さい、内部に陰圧が生じた場合、
外気を吸い込み、後日漏水や、内部硬化の原因となります
(拡大写真)
FRPライニングの極意は脱泡にあると言っても
過言ではありません
しかし、現場作業では完全は期待出来ません
上塗りは上可欠で、丁寧に、更に上塗りを重ねる
場合もあります (拡大写真)
これは上記説明写真の実際の施工写真です。
壁面に貼られた遮音材は漏水で汚れたので、取り替えます。
(拡大写真)
以上の説明で、私達のTWC工法Ⅰは理解頂けた
と思いますが左図の様に、TWC工法Ⅰでは
吸水テープは浮かし貼りとなっております
更にその断面はΩ型構造となっておりますので、
構造クラックの振動にも十分耐えうるものです
尚、コンクリートの打ち継ぎ部分や、
エキスパンションジョイント部分の様に
更に動きの激しい部分の止水や、漏水処理に
関してはTWC工法Ⅱ
を参照下さい
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